2025年10月
2025年10月27日 (月)
2025年10月26日 (日)
冬が始まるよ🎶
ほんと寒くなった。昼間だというのに上下ジャージで外出すると肌寒い。
寒くなると近所の八百屋は魚貝類も売り始める。
大根や玉ねぎと並んで・・・。
その中でも大人気なのは生牡蠣。殻から剥がされ、中身だけビニル袋に詰められて。すごく安い。これ、どうやら生で食べるらしい。ソウルの冬の風物詩(笑
その近くの別の八百屋。先週からマスクメロンが並ぶ。なんと1個2000W。パイナップルもそうだったけど、輸入物の果物が激安なんだよな・・・。不思議。
不思議ついでに・・・先月まで肉屋だったお店がセブンになりました。その肉屋、「韓牛」のパックを指して、これ和牛と一緒ですとセールスする。その深い意味に気づいていないのか?(笑
東大門前のお店も改装。とうもろこし屋から、おでん+とうもろこしになった。どちらも1000W。物価の高いソウルでなぜにこんなに安いのか不思議。前も書いたけど、韓国のとうもろこしは姿形は日本のものと一緒だけど、味や食感は衝撃的に違う。
2025年10月22日 (水)
論理的に考えてほしい・・・。
韓国で仕事をしているとよく困惑する。
例えば、養生費を1人工500,000W*6人工と書いてくる。韓国の事務職の時給っていまどれくらいなの?と前日に別件で聞いていたのが、15,000-20,000W。これ、1人工50万Wっておかしくない?と聞いてもスルーされる。
例えば、張り出し幅の大きなオーニングをつけたいと希望があった。建築現地職員に、業者を呼んもらい、見積の指示をする。現場で取り付け方法を聞くと、それほんとに持つのかと言う疑問が湧いてきて・・・。
全体図
部分詳細図。
簡単な図面を書いてみた。これ、持たないよと言っても、もう1社呼んでみましょうと。まあパリパリ文化なので動きは早い。
現場でもう1社に聞いても、我々には経験がある、アンカーボルトの実物を持ってきて1本あたり1tの力に耐えられるんだ・・・と。いや、静止状態で鉛直反力が1t軽く超えてるし、壁の収まり解ってるの?と疑問に感じ、ちょっと見てよと図面を見せるが・・・無言でスルー。現場監督もそんな感じ。後日になるが、ソウル大出身の建築家にチラっと見せたら、それ壊れますよね・・・と一言。
韓国の住宅は高気密型なのだけど、なぜか給気口がない。換気扇を回しても、空気の循環は起きず、部屋がどんどん負圧になっていくはずだけど、、、、と言っても誰も理解してくれない。
引戸も上釣り式なのに、下部にフラッターレールを入れる。時期により引戸が伸び縮みして、下レールにコマが届かず、引戸がブレる。それでも調整で何とかしようとする。今、直したら、伸びる時期は動かなくなるのに。それを指摘しても、現地職員や監督は解ってくれない。(どうやら職人は私と同じ指摘をしているようだが・・・)
屋上防水は基本、ウレタン塗布。密着型シート防水の上にウレタン塗布防水をするやり方をハイブリット構法と格好よく名付ける。その構法も私には全く理解できない仕様。なぜか平場で1層目の密着型シート防水を止めてしまい、コーナーはウレタン塗布のみ。防水層には空気だまりがポコポコと多数。
オンドル配管を包むコンクリートはビビだらけ。割れ防止のワイヤーメッシュはコンクリート内ではなく、コンクリートの下に敷くだけ。伸縮目地は入れない。そりゃ割れるよな・・・と。それを説明しても、何言ってるんだという困惑した表情を見せるだけ。
換気扇は1年で壊れ、ファン式なのにも関わらず冷凍庫に樹氷が大量発生。洗濯機も4年目には操作ボタンが反応しなくなる。ウオシュレットも5年もすればほぼ全滅。ポンプも5年を超えると調子が悪くなり、ドアノブも垂れてしまう。とにかく製品がすぐ壊れるので、一流メーカー品か、日本製にしてくれと注文すれば、それは高い・・・と。3倍高くても5倍持てば単純に製品の値段だけでもコスパが良いし、取り付け処分費を加えればさらにコスパが高くなるはずなのに。そういう計算をしてくれない。
なんか、論理的に(と言っても高度なことを求めてはない)考えられないのかな・・・と。
何か壊れると「使い方が悪いとか」と言う、使い方で片付けては、せっかく指摘してくれた不都合が埋もれてしまう。そして、「中国製だから」という。iphoneも中国製だし、日本の多くの商品も中国製なのに。要は製品管理ができてないだけなのだと思うんだけど・・・。
他の国ではどうなんだろう・・・。
2025年10月15日 (水)
2025年10月13日 (月)
2025年10月 8日 (水)
水被りました
水曜日に2ヶ月ぶりに事務所へ。郵便物のほか、トラップの封水が切れてないか気になり。お風呂と洗面所に水を流していると、頬を伝う水滴。あれっと思い上を見ると
UBの天井点検口から水滴が。そういえば、なぜか風呂に水が溜まってたな・・・と。押し上げてみると、大量の水を被る(汗
慌てて閉めて、管理人に連絡。すると管理人は管理会社のアパマンショップに連絡してくれと電話番号を教えてもらう。コールセンターだから仕方ないと思うけど・・・上階から水漏れしてるって連絡したのに、丁寧な口調で「担当部署から明日ご連絡します」って。アホか(苦笑。
まあなんとか2時間後に担当から連絡があり、上階の三菱電気製の電気温水器の減圧弁リコールによる漏水のせいと。三菱にも連絡しているが、てんやわんやで、手が回らず、修理の連絡がないとのこと。
メーカーもそりゃ大変だろうけど、、、、天井裏をのぞくと水が滴っている。
スラブに儲けるダメ穴(施工時に使った機材等を落とすところ)周囲から、流れ出している。UBの天井はビチャビチャ、周辺のクロスは伝わった水と跳ねた水でカビが発生。まずは水を止めてもらおうと、上階の方に連絡を取ってもらう。
上階では、先週土曜に給湯器からの水漏れにきずき、管理会社に連絡、三菱にも手配済みだったとのこと。とりあえず止水弁を止めろというのが管理会社と三菱からの指示だったそう。結局、温水器だけの止水弁は見つからず、部屋の元栓を閉めさせてもらいました。
給湯器の下部を開けるとこんな状態。これ・・・床下に水が回ってるって。どこまで直すんだろ・・・。保険に入ってないとこういう時、怖いな・・・。典型的な給排水事故。
韓国でも水関係のトラブル続きで参ってたけど、自分の事務所でもおこるとは・・・。
2025年10月 7日 (火)
万博へ
いつの間にか評価が激変していた万博。定員いっぱいの来場者が連日続いているらしい。前回でさえ、地下鉄利用の東門では2時間以上並び、とても辛かったたので、今回はバスとタクシー専用の西口から。姫神バスが三宮駅からほぼピストン状態で運行している。予約不要で1000円。会場まで公称48分だけど、実際は40分を少し切る感じ。三宮では30分ほど、万博会場からの帰りは45分ほどバス乗車に並んだけど、地下鉄出入口からゲートまで人で埋め尽くされた東口と比較すると全然スムーズ。
早速、リングに登ったものの・・・人・人・人
平場を眺めれば、こちらはさらに人で埋め尽くされている。
誰もいなく見えるのが西ゲート。午前11時頃の写真です。
米澤さんの2億円トイレも人だらけ。今回はどこのトイレも女子の大行列でした。
酷暑対策でミストクーラーやテントも数多く設置され・・・運営頑張ってるな・・・と
パビリオンは数時間待ちか、並ぶことを拒否されているものがほとんどで、ちょっと残念でしたが
6:35からは5分間の花火。やって良かったなあ。圧倒的なリングも良かったなと。もしかしたら、この万博が日本の最後の打ち上げ花火なのかな・・・・って感じてしまいました。
2025年10月 6日 (月)
犬島へ
定番の犬島美術館から。いつの間にか近代産業遺跡にも指定されている。12年しか経ってないのに、展示内容を全く覚えてなく・・・。やっぱ写真に頼りたくなるな・・・と。
前回はそれほど萌えなかったけど、時間がいい味を作り出してくれていまして・・・。
特に精錬の沈殿層や
その先にある煙突に蔦に覆われていたり・・・
一部が崩壊していたり・・・。前よりさらに印象が良くなってました。
こちらは前回も出しましたが、電力所の跡だったんですね。同じものを鹿児島の湖底で見たことがあります。
こんな休憩所ができたり
妹島さんの植物園。椅子が可愛い
本体は廃墟のような内観ですけど・・・。
こちらも妹島さんの休憩所。屋根に細かい穴が空いていて、光や雨粒がそそぐそうです。
これは輸送や製作法が興味深かったな・・・・とか。
2時間でちょうど回り切れるくらいの犬島です。食事やお茶でもと思ったけど、個人でやっている店はこの10年の間に閉店してしまったようで・・・。三分一さんが改修を担当されたチケットセンターにあるカフェしか見つかりませんでした。せっかく賑わっているのに、小さな離島だと何かと難しいんでしょうね。宝殿港まで10分、頻繁に船便があるとはいえ。
そうそう、前回は気にならなかったけど、今回の瀬戸内は外国人率が7割って感じでした。案内役の方々も、英語だけでなく、中国語も話せるし・・・。
2025年10月 5日 (日)
直島へ
前回、直島に行ったのが2013年の10月・・・。
久々に行ってみたくなりまして、前回同様、秋会期の瀬戸内トリエンナーレに行って参りました。
前回は平日だったからか、それほど混雑しているという印象もなかったけど、今回は土曜・・・いきなり満席で船に乗れないというトラブルから。
なんとか1時間待って次の便で直島本村港に着きました。まずは安藤さんの新作・新直島美術館。
RC打ち放しに笠木がついているという意外な発見をしながら・・・。
皆さんが撮影する階段部分。
スパーフラットの村上隆さんによる洛中洛外図。よく見ると金箔は骸骨で、ところどころに村上キャラがあしらわれているのが微笑ましい。これパソコンで作ってるんですね。
美術館の宣材でよく使われているのがコレ。蔡國強さんの[ヘッドオン]2006年の作品。実物の迫力はかなりのものでした。アートがわからなくても心が動くはず。
残念ながら、地中美術館や杉本さんのギャラリーは、予約が取れず。臨時バスも頻繁に走ってました。
2回目となる南寺も予約。こちらはなんとか枠を確保。前と違って、システマティックに説明がされ、1時間に4回転させている。そのせいか、暗さに目が慣れる時間が短すぎるような・・・。前回のような感動もありませんでした。
三分一さんの作品が3つ増え・・・。
直島の地形を読み取り、風の道を建物内に取り入れたホール。でもね・・・流石にこの気候ではそれだけでは厳しいようで、移動式クーラーが数台ホールに置かれていました。そういえば「エアコンのいらない家」の著書もあり、環境設備の第一人者でもあるYMOの山田さんがレクチャで言ってたけど、なかなか想定通りにいかない・・・と。
こちらも風の流れを捉えた民家の改修。三分一さんのもの。冷たい井戸水の池に足をひたすことで、心地よい良い休憩所になっていました。
直島といえば、もともと石井和紘さんや難波さんの島。それが安藤さんになり、妹島さんになり、さらに三分一さんに移っている感じに・・・。
前回のように豊島には寄れなかったものの(もちろん豊島美術館も予約でいっぱい)、小豆島に宿は確保できたのでした。
前回とても良く、楽天トラベルでも4.6点だったホテル「シーサイド松風」は、更地になってしまいまして、廃業に。今回は小豆島国際ホテルに泊まったのでした。
2025年10月 4日 (土)
高松へ
初めての金比羅山
噂の階段は流石の長さ。両側の土産物屋を過ぎ。
駅から数えて3つ目の鳥居の先は穏やかな斜路。鬱蒼と繁る樹木や、寄付金が書かれた石碑が続く。
もう終わりかと思えば、さらなる階段に汗が噴き出す。
旭殿の先はさらに薄暗い階段・・・。それを抜けると大きな境内が待っている。
本殿との渡り廊下がモダニストでもある私にはとても魅力で。丹下自邸を彷彿しました。視線方向1階に耐震壁が設置されているのもミソ。
その奥に、祈祷の待ち合わせ所がありまして・・・それが妙に目を引きます。
独立した柱や、白い壁、連続する蔀戸がモダニズムの言語でもあるんだけど
これを見ると誰の作品かわかりますよね(笑
裏門の素材感、バランスを見ても・・・。既に20年が立つ作品、村野藤吾賞を受賞してたとか、ここに建ってたなんて、うっかり見逃していました。
夜は高松にて。「金家」の刺身定食。キリの厚い刺身、鯵1尾の南蛮焼き、煮物、サラダ、漬物、うどんの鍋(肉入)、パイナップルとみかんの一口デザート、ご飯おかわり自由。これで1340円(税込)です。ちなみに地酒は300ml瓶で700円。コスパ最強・・・(笑




















































