2024年3月
2024年3月24日 (日)
2024年3月22日 (金)
2W
ソウルに着いて2週間。ようやく職場の人の顔と名前も一致。
VPNアプリをダウンロードして、日本で艤装接続をすれば、日本版Netfrexやtverも普通に見れる。ニュースもアニメもドラマも。ほんと便利になったもんだ。
懸案だった送金はエクスパロという韓国専門の送金サイトで解決しました。日本でマイナンバーカードとビデオコールで本人認証もしてたんだけど、さらに、パスポートとこちらでの滞在先を送ると1回50万円まで送金できました。初めに使用した送金業者のCURFEXより2.5%ほど最終受取金少ないいけど、送金できるだけありがたい。何より2回目からは1時間程度でこちらの銀行口座に着金するので、着金確認しながらでも1日3回は送金できる。もちろん銀行とは段違いに早く簡単でレートも良い。
次の懸案は住居・・・。
2024年3月18日 (月)
2024年3月15日 (金)
ちょうど1週間
ちょうど1週間が経ちました。
現金を100万単位で持ってくるのも嫌だったので、日本で国際送金業者で2社、さらに東京三菱UFJ銀行でも外国送金手続きをしてきたのですが、まずは手数料がグッと安いと宣伝されてる送金業社で日曜深夜に100万円=890万Wほど送金。月曜午前中に振込先の確認、コンプライアンス審査もOKになり、午後には着金済確認中に・・・。いやいや便利でレートもいいなあと思ってたんですが、翌日になっても表示は変わらず。木曜になって着金済確認中で・・・、ATMで確認しても0円のまま・・・振り込まれてない(汗 えーと思って問い合わせをすると、韓国では100万W=11万円ちょいを超える振込は外国人登録証が必要だとか。現地の業者からメールが来てませんかって。えーだって外国人登録証なんて1-2ヶ月程度かかるじゃん、持ってるわけがない。こりゃ日本からお金を持ってきてもらうようだと焦りまして・・・。
問い合わせ時間ギリギリに、100万W以下、11万円で複数回にわけて送るなら、1日の振込回数に制限はないのかと問えば、左様でございますとのこと。
それならと 、昨晩、11万円を5回連続で送金手続き。すると、午前中には着金済確認中に。不安でしたが、なんとか16:30頃には着金となったのでした。長期滞在や駐在の場合、たくさんの現金を持ってこなくてはいけないんだとわかりました。税関で申告すれば全く問題ないとのこと。まあ、申告せずバレたら、没収、場合によっては拘束となるという話ですが・・・。
いやあ・・・早々に疲れました。
週明けひたすら小口送金を繰り返す予定・・・。
追記:小口送金を繰り返すつもりが、初日でSTOP。やはり外国人登録証がいるとのこと。結局、追加送金は一切できずでした。外国人登録証ができるまでは何もできないよう・・・。日本会社の現地法人でしたら、日本の銀行振込でOKとのこと。結局、そちらにお願いすることにしました。結構、苦労に気苦労、検索疲れしています・・・。
2024年3月14日 (木)
屋台といちこ
全ての物価が高いかといえばそうでもなく・・・。
例えば500mlのドリンク類は2万W=230円(日本のカード決済)と高いんだけど、1本オマケで2万Wという場合あり、コンビニでもそこそこ安く買えることもある。
いちごはとってもお得で・・・特売だと上記の通り、5000W=550円程度。トラックで売りに来ているおじさんもいて、現金だろうけど4000Wと激安なんです。
容量の半分をコーヒー皿に盛るとこんな感じ。少しアシが早い気もするので2日以内に食べるようかな・・・と。
屋台はツイストドーナツやあんドーナツが1000W=110円、3個で2500W=275円とお手頃。
半分食べちゃったけど、巨大なおでん=魚のつみれは1000W=110円とこれまたお得でした。
夜になると賑やかな屋台がたち・・・楽しげ。
韓屋住宅をリノベしたエリアも若い人々が歩いてる。
その隣にはおじさん方が焼肉をつまみに飲み会を・・・。
寒いはずなのにオープンエアーなのがなんとも不思議だけど、魅力的。
2024年3月10日 (日)
ソウルへ
実はソウルで2年ほど働くことになりました。昨年10月に手を離れたはずの現場も、いまだ手直等が続き、、、現在に至るでして、ちょいちょい日本に帰ることにはなりそうです。
辛いのが苦手とお話ししたら、「辛くない」韓国料理をご馳走していただき・・・。これは鳥1羽を煮込む参鶏湯(サムゲタン)の半身、パンゲタン。
こちらは牛肉を煮込んだトガニタン。どちらもトロトロに煮込まれてました。味の違い? うーん・・・キムチが店ごとで全然違うのはよく分かりましたが、こちらの違いはなかなか難しいような。ちなみにトガニタンの方が高級だそうです。
滞在ホテルのすぐそばにはカムジャン市場がありまして。そういえば以前2度ほど訪れてまして、雰囲気は当時のまま。前より日本人比率は増えたかな・・・。屋台の価格はまだ手頃でした。
でも・・・大手資本の方はこんな感じです。ポカリの500mlが2500W→TTSレート換算でも275円とお高い・・・(汗
激安だった公共交通料金も日本と大差なくなり・・・。さて・・・。
2024年3月 3日 (日)
久々の金沢市内
2018年4月以来に金沢市内を巡りました。たった6年でとても変わりまして・・・。街が生きてます。
まずはずっと訪ねてみたかった谷口親子による谷口吉郎・吉生記念金沢建築館。
企画展示部門は撮影禁止。オーソドックスな展示室と庭を眺めながら映像を見るホールが並びます。
いつものように階段を登ると常設展示室。谷口親子の業績を簡単に紹介した小さなスペースに招かれます。その先の扉を開けると・・・
迎賓館の再現が・・・。インテリア的とはいえ実物の力は偉大。なるほど建築館だ。
その奥には開放的な茶室と待合。障子が細い・・・と思ったら
面取りしてるんですね・・・意外でした。いかにも谷口(吉生)さんらしい建築でした。
昨年竣工した金沢美術工芸大学。日本の老舗国公立4芸大のうちの一つです。
設計はSALHAUSさん。実は現場担当は宇大で非常勤をしてた時の学生S君。
山本理顕門下生らしさが出た建築かな・・・と。透明なガラスのルーフで各棟を統合してる。美大らしいアクティビティがこの屋根の下で産まれそう・・・というか期待してます。
その真向かいには・・・仙田満さんの力作、石川県立図書館。
濃いです・・・(笑
この本棚の配置と空間構成ははアスプルントの図書館が近代に置ける図書館建築の原型かと思いますが、様々な建築家が参照してきました。国際教養大学図書館も仙田さんの作品で、その大学案内ではそれが表紙に取り上げられてます。それより色々な要素が詰め込まれていて、併存しているというか・・・。濃いです。
窓際には一つ一つ違う名作椅子が置かれてます。そのバリエーションの多に驚きます。濃いです。
子供図書のコーナーは仙田さんらしさ満載で、別の意味で濃く・・・。
今の時代なかなか珍しいなと感心したのでした。
構造設計は金箱さん。国際教養大は山田憲明さん。そのあたりもインテリアの違いに結びついているような感じもしました。
午後は富山に寄って、宇都宮に。
富山は新幹線改札を降りたら正面がコレ。LRTが乗り入れているのに驚きました。
2024年3月 2日 (土)
能登 珠洲 大谷地区
能登半島西側の先端に近い大谷地区。海側の道が寸断され、通行不能のまま、何とか珠洲市からの細い道は通行できるようになっている。
海沿いに広がる小さな集落。奥能登国際芸術祭の会場でもある。全ての瓦屋根家屋の大棟は落ち・・・。
完全に潰れている建物も目にする。
そんな中、坂茂さんの潮騒レストランはしっかり建っていた。大きなFIXガラスの割れもない。
木造トラスによる〜と言っても集成材でL型の部品を組み合わせた不思議な構造だが〜極めて強い剛構造となり揺れが少なかったのか?
ただし、山側の装飾部分は乱れてしまっている。かなりの揺れはあったはず。
隣の珠洲シアターミュージアム、ちょうど修復作業中で、こちらは中を見せていただけた。
建築系の山岸綾さんによる螺旋状の構成。珠洲市内各地から集められた「民具」が並ぶ。前回の奥能登地震を受けてテグスにて展示品を固定していたそう。それなのでモノ自体の破損はなかったそう。
見附島は崩壊していたが、震源により近い、ゴジラ岩はそのままの形で残っていた。しかし、これ、見る角度が重要。ここからならゴジラに見えるという(苦笑) あえてガードレールを写してますが、とってもとっても小さい。赤丸で囲んでおきました。芸術祭で作られた鳥居は撤去済み?
時刻は16:30・・・・まだまだ明るいので他もと思ってたけど、Googleやapplemap検索だとここから4時間弱かかると。レンタカー屋さんは20時で閉まってしまう。あわてて金沢に戻るのでした。
帰り道もマップで通れないと出ていた道も通行できてなんとか返却予定20時の15分前に近くのスタンドに着き、無事給油、返却となりました。
途中のローソンでトイレが使えた時はホッとしました。金沢市内は平常通り。観光客の少ない片町で飲んで食べて解散しました。
2024年3月 1日 (金)
能登 輪島へ
能登空港を抜け輪島市に入る。建物の崩壊が酷い。
瓦は軒並み落ちる。建物も歪んでどうにか建っている。
平家でさえ厳しい。
1階が店舗になっている住宅は完全に潰れてしまっている。
ぐちゃぐちゃという表現になってしまう・・・。
鉄骨の建物も外壁が落ちている。それでも、大きなFIXガラスが割れないのが不思議で・・・。
浜田屋は傾き
今回の地震の象徴ともなっている五島屋。当時の仕様だと杭頭は載せているだけ。地震のたびに構造規定はかわり続けている。
朝市周辺は大火に侵され・・・。
熱で曲がったのか、地震で先に曲がったのかわからないけど、鉄骨造がクニャリ。
燃えた跡の基礎。アンカーボルトが基礎をひっぱり割れている。
能登 珠洲 鵜飼
市長から市内の建物はほぼ全壊と発言もあった珠洲市 。鵜飼地区から市内に入った。
右奥が見附島がある海側。膝上までの浸水跡が見られる。そのせいか瓦礫の乱れ方が他の地域とは異なる。
1階が押しつぶされた建物も多い。
道路を覆う押しつぶされた建築群
海沿から内陸部を見たこの写真でも、津波による影響が見られる。かつて仙台の海沿いで見たような。
市役所が近く、港に面するラポルト珠洲。長谷川逸子さんの設計。
写真のように道路はぐちゃぐちゃ・・・。
とてもガラス面の多い建物なのだが・・・1枚もガラスが割れてない。それほどガスケットに揺れに対する遊びを作れているのいるのか。
地盤面は動きと沈下でデッキとの取り合いがおかしいのが見てとれる。
40cmほどの隆起と沈下にも見える。
サッシの少し下が地盤面だったはず。地中の配管はむきだしになるほど上下左右に地盤が動いていると考えられるのに、建物は無傷。
内部は珠洲市の配送拠点となっていて、インテリアにも被害は見当たらず。すごいとしか言いようがない。建築家の建物なんて、基本的な性能がなってないっていう方もいるけど、そういうことを言う方々の脳内とレベチであることの証左。
隣の駐車場には、トレーラーハウスやキャンピングカーが並び、応援隊の睡眠施設となっていた。