2023年7月
2023年7月28日 (金)
2023年7月17日 (月)
PMQ and 大館 area
中国もそうだったけど、古い施設を大きく改修して使用することが流行ってるらしい。
警察署の寮だったものを改修したのがPMQ。
元々正当な南国のモダニズム建築だったようで、かなりしっかりした骨格を持ってたようですが、日本人建築家グループのトラフのおかげなのか、入居しているデザイン事務所たちのおかげなのかとても良い場を形成してました。
中廊下の中庭側はこのような屋外空間。外側は執務室やデザインルーム的に使用されてるんだけど。
これが入居者によってとても素敵な場所に。
その近くにある大館。裏通りからアプローチすると建物の量感や質感が街にFITしてる。設計はM+と同じくヘルツオーク。
広場に面した側はこんな感じ。
繰り返しの表層とマッスなボリューム。
内部はこんなアーティストの企画展が開催中でした。
ここは元々監獄と警察署のエリア。
そこにそれらをギャラリー、店舗などに改修したもの。
路地が目をひくし
広場の周りの飲食店もうまく行っている。
監獄部を改修した大階段には撤去が進められてる香港の看板。街を美しくということなんだろうけど、看板が香港らしさだと思うんだけどな・・・。皮肉なのか、すぐ近くのギャラリーでは、香港看板の展覧会が行われていました。職人技術や歴史など・・・。
2023年7月15日 (土)
マカオへ
20年以上ぶりにマカオへ
いつの間にか、香港とは長大橋とトンネルで結ばれていて、タイパ島と半島もかなり埋め立てられたよう。
すっかり別の街になっていました・・・。
鄙びた印象だった半島フェリー乗り場はカジノホテルが林立し全く違った印象に。フェリー乗り場からは各ホテル&カジノ行の無料バスが多数。私ちも便乗させていただきました。
フェリー乗り場から一番近いカジノは海立方。北京にある某パビリオンのパクリでございます(笑 内部はジャージみたいな普段着の中国人と思われる方で賑わってました。最低ベットは300HKD、500HKDなど。6000円から10000円です。1000円くらいなら掛けてもいいかなと思ってた私は問題外。高額な札束が飛び交ってました。その隣の無料飲食所で無料のジュースとカップラーメンをすする姿には大きな違和感。お金があるならもっと美味しいもの食べればいいのに・・・と。
20年前の中心地はリスボニアホテル。カジノらしい下品な雰囲気が印象的。
新館はもっと強烈で・・・。下品さというか、派手さに磨きがかかっていました。
半島は雑多なカジノ街という感じ。目立つ形のアイコンビルも多数。
ホテルからの無料バスでタイパ島に渡ると・・・。
巨大なホテルと整然とした街並み。このゾーンから少し外れると、昔のタイパ島の面影、中華式の学校建築とかは残ってますが・・・。
人造湖と噴水を廻る無料の観覧車があったり・・・(夜は結構素敵)
MGMのホテル&カジノは箱を積み重ねたような現代建築。
ベネチアという名のホテルカジノでは、室内に大きな運河が再現され
ロビーはイタリアの教会風・・・。
ロンドンという名のホテルはこの通り。
これはヨーロッパ的だけどどこだろ・・・。
パリという名のホテルもあり・・・。一瞬でヨーロッパ旅行ができてしまいます(謎笑
ZAHAのホテルはなかなかのアイコニックなもの
2つのボイドが特徴的で・・・。なんだろこの気持ち悪さ・・・。
ロビーも幾何学で構成されてました。
中間階にあるレストランをのぞこうと思いエレベーターに乗ったけど、あまりに敷居が高く、、、、お出迎えを拒絶して下に戻ってしまったのでした。
帰りもホテルからの無料バスで港へ。24時間運行のはずのフェリーでしたが、24時が最終便。コロナからの復活はまだまだのようです。
2023年7月13日 (木)
M+
今回旅行の主目的。アジア最大級のアートセンターM+を見ること。設計はヘルツオーク。
立面図で見るとよくわかるんだけど、垂直と水平の細いプロポーションが目を引く。
表面には竹をモチーフとした装飾が貼られ
至る所に解放されたゆとりのあるスペース。
流石に暑いので屋上に人はいなかったけど・・・。
木製デッキに見える床材はコンクリート製。雰囲気はいいんだけど、一日中歩くと足にかなりの負担がかかりました。
いかにも共産主義的な絵画から始まるのだけど、コレクションの幅は膨大で・・・。
いわゆるアートだけでなく、プロダクトや建築、インテリアもその対象となる。
ザハの香港ピークコンペの資料・・・。坂本龍馬記念館を思い出しました。
倉俣史郎さんの「きよ友」が移築されていて・・・。
職人も日本から連れてきて組み立てたという力の入れよう
インテリアはすぐに壊されるイメージがあるけど、美術館内に再生保存できるんだ・・・との驚き
芦原さんのソニービルも表層を保存、大きな写真も目をひく。
ダイハツのミゼットも初めて実物を見ました。とても愛らしい・・・。なんだこの可愛さはというデザイン。
地下には大人気の草間彌生さんのブース。相当並ぶようです。
ショップのメインは日本のアーティストたち。ほんと明るい・・・。
M+地下のレストランでのランチ。これで3000円です・・・。飲み物も頼んで4000円。ほんとに高い。
2023年7月10日 (月)
香港へ
キャセイって上質なイメージがあったけど、前回のパリでも今回の香港でも、あんまり食事が美味しくない・・・。配膳も投げるような雰囲気で、コロナ鎖国をしている間にすっかり日本的な感覚しか無くなってしまってる。
上空から見た香港は山や緑が多いのが意外。海岸沿いにはのっぽビルが多数。
以前、5千円でチョンキンマンションの自称ホテルを予約したら酷い目にあったので、国際チェーンのIBISにしました。部屋は広めで簡素な作り。外観のアクセントになってるオレンジ・黄色・青のガラスフィルムがそのまま室内に現れるという不思議な作り。私の部屋はオレンジ色に包まれていました。
香港らしさの感じる団地を回り・・・。すっかりインスタ撮影ポイントになっています。
1970年、最初期の香港の集合住宅もこっそり見学。
照明デザイナーの田中さんのお話を聞き・・・地元の名店 北京楼で会食をしたのでした。ネット情報では5千円程度。お店のメニューでは1万円程度。お会計では、酒と税金が加算され、一人16000円ほどでした(汗
高級店ではないらしく、お客様は少し綺麗にはしているけど、普通の雰囲気の方々。
あわび入りのスープも美味しく
北京ダックにも大満足。
問題は物価・・・。飲み物は日本の1.5-2.0倍。中国の一部なのにほとんどクレカが使えないという驚き。
空港で両替した5千円は初日の夜を待たずなくなりました。