岡崎から常滑へ
三河の中心、岡崎。こちらも前回の愛知トリエンナーレ以来。9年前に比較し、愛知の建築家はとても元気になっている。昼過ぎまで建築めぐり。
学会作品賞にも応募したというヴェロシティのアトリエ。写真だとわかりにくいけど、端部が2mほど高くなりお椀型の屋上庭園になっている。主梁となる集成材は、一つ一つの部材の強度を測定し組み上げるという手作業の限界に迫る狂気。石上チルドレンなんだよな・・・。写真は屋上部分。
中国を拠点に活動する中国人2名+日本人1名のユニット・MADarchitectureの日本初作品は高校時代の同級生からの依頼でインターナショナル幼稚園。アスファルトシングルを45度に振って全体を包み込む。独特の形態が地区のランドマークになって、入園希望者が殺到しているとのこと。
最後は西口賢さんの自邸。モダニストが有機的素材で建築を作ったことが滲み出てくる作品。個人住宅なので外観だけ。中はとてもダイナミックかつ陰影のある空間でした。
建築家3者3様の説明にとても興味が湧いてしまいという私・・・。
その後、常滑に移動し、駆け足でをめぐる。
以外にも常滑は焼き物を使用した作品が散らばる(イメージ・・・です)
これは作品ではないんだけど・・・集合体恐怖症の私はちょっと(汗
これも作品ではないはずなんだけど、作品に見えてくる・・・。
念願のINAXタイルミュージアムも堪能し・・・。
すごいぜえと言われていた釜も初見。と言っても釜より架構の方が魅力的でした。
締めは平田さんによるタイル。3Dプリンターで型をつくたんんですとの若手学芸員さんの説明。どうやって型を外したの?と素朴な疑問を投げかけると、みなさんくびをかしげる・・・。結局担当された方がやってきて、土に樹脂を練り込み、3Dプリンターで直接整形、そして釜で焼いたとのこと。かなり技術的トライアルをしている模様。さらりと展示されてるからわからなかったけど、凄・・・。
というわけで、熱中症になりかけながら3日間が終了しました。次はどこにいつ???
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