名古屋へ
9年ぶりに愛知トリエンナーレへ、、、、いや、今年から名称が変わった国際芸術祭2022へ。今年は名古屋市の協力が得られず、以前ほど祝祭性も感じない。
例の事件があって、イベント廃止かと思われたものの、なんとか生き残った。今回のテーマは[still alive]。そういえばwebのアドレスはあいちトリエンナーレ[https://aichitriennale.jp]だったりする・・・still alive。このテーマは皮肉をこめたアート活動なのかと思ったんだけど、メイン会場の冒頭にその解説がある。刈谷出身の河原温さんの作品にちなんだと。「i am still alive」という電報を数十年に渡り打ち続けた彼。送らずにいられなかったんだろう・・・。彼の作品はそんな反復性や狂気性を感じるものが多い。
そしてそのほかのアーティストの作品もその[still alive]というテーマに忠実に沿ったものが多い気がした。生きていくために、それをせざるを得ないというアーティストたち。その心の叫びが聞こえてくるような作品群でした。
あ・・・何度も公にしていますが、私はアートはわからないですよ、特に現代美術は・・・。
例えば、震災後、毎日発信を続けた東北の詩人もアートとして取り上げられる。彼にとって詩を書き続けることがstill alive。
貧困問題や政治に関するものもあり・・・アートというものの幅の広さがうかがえる。
私が苦手とするホラインの言葉「すべては建築である」のアート版か・・・。
駆け足でメイン会場を見て、山本理顕さんの名古屋造形大学へ・・・。
小さく見えるけど1辺104mとか。3Fのデッキで400m走ができるらしい(謎笑
白と正方形にこだわった作品。これもstill aliveなのか・・・。
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