名古屋へ その1
時間のあるうちにと思い名古屋へ。デルタ株の蔓延で、少々警戒中。なので、今回は完全単独行動にしました。
第一目的はいまだに見ていない豊田市美術館。名古屋から電車を乗り継ぎ1時間超。豊田って結構遠いのね。世界的自動車会社の本拠地といえど駅前は元気なし。車会社だから仕方ない???
食事もまだだし、美術館はそう遠くないと思い歩く。するとこんなカーシェアステーション発見。マイクロコンパクトの電気自動車がずらり。さすが豊田市。まだ発売前の車なのに。その場で手続きできたら乗ってみたいと思えども・・・登録の仕方も見つからず。
道すがら見つけたお食事処は鰻屋。googleで高得点だし、この値段でこんなものが食べれるなんて・・・という書き込みもあり、コスパ重視の私は思わず入店。店構えは少し古い食堂風。しかし、基本メニューは4000円前後、ランチタイムサービスは無し。さすがにこの店で3-4千円はと思い、頼んだのがミニ丼 1980円(税込)。
お吸い物が後から来るのかと待ってしまいましたが・・・現れず。丼と香の物だけ。高っ。でもお味は流石。弾力のあるうなぎに香ばしいタレ。美味しかったです。物足りなかったけど(汗
谷口作品なので、ルートに沿って来館と思ったけど、メインエントランスらしきものが見当たらず。線路ぎわの細い道から入る東口からのアプローチとなったのでした。中途半端なところから入ったためか、もう一つ構成もつかめず。
よく写真で見かける吹き抜け
いつもの円柱とメインエントランス?
展示室はさりげなく、美しくまとめられていて。磯崎さんのホワイトキューブより少しクリーム色っぽいかな・・・。平日なのにモンドリアン展は結構混んでました。モンドリアンがアレに至る経緯も見れるし、他の作家と比較していくと彼のものがすぐわかるようになります。とても完成度が高くオリジナリティがあったんだなあって。単純なのに。
外に出ると美術館が巨大なのがわかります。
もう日本的スケールじゃないなあと思うフレーム。歩き回ったからか、結構疲れました。
2Fレベルにはこのようなインスタレーションが広がり、たくさんの女性が自撮りしてました。映えスポットなのね。
実はこちらの分館・高橋節雄館も重要で・・・。当てる、抜ける、登る、降る、回る・・・といういつもの動きに安心感。
展示室を出たとこにあるいつもの休憩所もちゃんと装備。そういえば本館にはコレがなかったんだよなあ・・・と。展示室が大きいのに休憩できない。緊張感が続いて疲れるんだろうなあ・・・とも感じました。
今まで見た谷口美術館作品の中では最大。そして最高レベルの施工単価なんじゃないのかな。なるほど納得でした。
ダブルスキンや美しい空調計画、知久設備さんのご配慮にも感銘しました。