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2021年2月16日 (火)

ゴロゴロ

県境の筑西市に隈出没という噂を聞いて、隈さんの新作「広澤美術館」に行ってまいりました。JEEP時代に広澤さんにはお世話になってます。

広澤さんはどうやら収集癖があるようで・・・。こんなゴロゴロとした石を6000tも集めたとか。で、その石を主役にした「負ける建築」を隈さんは計画したそう。

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いやあ・・・平面図が三角形でカッコ良いんです。各コーナーもスカッと抜けてるし。

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デッキに出ると低い軒先と水辺。ここに強い日差しがあったらカリフォルニアです。ああ懐かしい。そして気持ちいい。そういえば、アルバートフレイのフレイハウスにはこのような石ころがゴロゴロしていて、そこに軽くて細いスチールの架構をかけてたなって。

いやあ隈さんは上手いなあと感心しきり・・・。でもいつものモヤモヤ。

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美術館があるHIROSAWA CITYには集めたものがゴロゴロと無造作に置いてあり・・・。これアーティストの菅原二郎氏の作品。もちろん伊東さんの台北よりはるかに前。これが小屋にゴロンと・・・。

 

別館やアーティストレジデンスとして建てられたと思う建物にもたくさんの収集物。各県立美術館に主役として収容するようなレベルがゴロゴロしてる。

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これ、別館敷地内にある小屋。と言っても中には高価な工芸品が・・・(汗 
温度管理も直射日光も気にしない(苦笑

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蓄音機や電気製品のゾーンもあり・・・。幅広っ。

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飛行機や電車も。ブルトレ乗ってみたかったっす。

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これも・・・無造作に掛けてある(汗

ちゃんとみて回ったら丸一日でも終わらないくらい。なんとドームハウスの宿泊所(1泊2000円/人)も敷地内にあるし、食事もランチが450円からと極めて良心的。幸いにもクラシチックカーゾーンなどが工事中で入れず、なんとか一通りみれましたが(汗

広澤美術館入り口には杉浦伝宗さん(懐かしい)によるカフェが建築中でした。

さて、帰り際、いつものようにクマジックが解けてしまう。

あの・・・巨石は表層と割り切ってたんですね。嗚呼、超合理主義。すごい手法を編み出したもんだ。

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