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2017年7月11日 (火)

カレー

大宮での業務が長引いたのでアパホテルさいたま新都心北に宿泊。夜9時から朝9時までのショートステイプラン(朝食付)がじゃらんクーポンを使うと税込4000円。カプセルよりお得なので宿泊にチャレンジ。共用部分は屋外、真ん中に大きな外部吹き抜け、部屋は必要最小限だけどとにかく新しいというアパ標準スタイル。駅からも少し遠く、まわりにコンビニさえもない寂れた場所だけど、寝るだけならちょうど良いというのが泊まった感想。夕食、夜食を我慢して、期待したインド料理の朝食はこの価格!実質2850円が宿泊代。

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翌朝早起きし、期待して入ってみると、無愛想な本場のインド人シェフが応対(汗。

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香辛料控えめのカレーは2種類。切り刻んだタンドリー、自家製ヨーグルト、サラダがメインかな。焼きたてのナンを期待したけど、保温ジャーから自分で取り出す形でした。ちょっと1150円は高いな・・・。それと朝は、おにぎりと味噌汁だけだとしても和食が良いな。胃がもたれました。取った皿はこんな感じ。

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で、いつものように中央工学校に向い、午後からはSTEPホールにて講演会。登壇は2年生を担当する加藤研介さん。前半は自作の住宅を2題、インテリアを1題解説。後半は吉祥寺の街づくりに貢献している「赤い椅子プロジェクト(2013-)」。住民に想い出の椅子を提供してもらい、子供を巻き込んだワークショップで赤く塗る。椅子には旧所有者の思い出パネルも。休むところが少ないと言われていた吉祥寺の街角にその赤い椅子を提供し、人と人とのつながりや街の活性化を生み出そうとしている。

実はこれらの動きは、建築家の仕事の領域を広げる仕事として、私より少し下の世代の建築家を中心に行われている運動体のひとつ。建築家がつちかってきた能力はそのような場をつくる仕事にぴったり。東大で構法を研究している松村秀一教授も「箱から場へ」の産業転換を唱えている。

実際、そこに可能性がないか皆が模索しているのだけど、そこにはちょっと悲しい背景も。仕事総量の減少と、特定の事務所・建築家への仕事の集中により、若手が建築をつくるチャンスが激減している。住宅から商業建築、そして公共建築をこなし、教員で上がりという建築家双六。成立していたのはバブルの恩恵を受けた60歳前後の方まで。私たちの世代は住宅止まり、その下の世代は住宅がないのでインテリアへ、さらにその下はそれらもないので自らの個展や施主不要のプロダクトへという状態。そこから脱するきっかけを得ようとしている運動体でもあるわけで。でも、日本の場合、なかなかそれでは食えないはず。

そんなことを思いつつ、胃だけでなく、胸ももたれた感じで王子を後にしたのでした。

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