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2017年7月

2017年7月28日 (金)

聖地

外宮から

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セミの泣く緑の道を抜け

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古殿地に驚き、参拝。

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足下も気になり

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せんぐう館は内部の展示、特にビデオが良い。神々に毎日毎日祈って、数多の時間が流れてきたのだと実感。撮影禁止なのが残念。口コミで広まればもっと混雑しそう。構法好きの私は、神明造の上から落とし込むような作り方にも魅かれした。同時に棟持ち柱の象徴性と非機能性、非構造性にも。

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そして内宮へ。アプローチが外宮よりずっと長い。人も多い。

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正宮が傾斜地にあったのも、古殿地との高低差もあったのにも驚き。全く同じものが微妙な差違を伴うだけで、20年おきに入れ替わるのだと思っていたので。

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俗物の私は、横丁にもより、岡田屋で伊勢うどん。粘り気があって濃い汁に柔らかく太いうどんはぴったりだけど、これは汁物ではない感じ。他に何か飲みたくなる。


車を借り、内藤廣さんの海の博物館へ。

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バブル当時にローコストかつプレキャスト製コンクリートで建築されたこの船の収蔵庫が目を引いた。

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建物のボリュームや天井高や調整されていて・・・。

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でも、訪れてもっとも驚いたのはその後に建てられた大断面集成材による展示室。二つの棟が角度を持ち、高低差も持ち、枯れ池に対し絶妙なバランスで建っている。

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内部も架構に目が行きがちだけど・・・

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私はこの手すりや椅子に代表されるような、原材料を抑える工夫を重ねたディテールに最も心を打たれました。コスト削減なのか、展示室にエアコンはなし。だから天井もすっきり。

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フラットバーや鉄板による開口部、庇は良い具合にサビが生じ、味が増し・・・。

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早稲田らしい、泥臭く、装飾的なディテールも。

海の博物館は若き日の内藤さんが心を注いだことがジンジン伝わる素敵な聖地でした。

すみません、展示物・収蔵物の価値はマニアックすぎて良くわかりませんでした(汗)

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ただ一点わからなかったこと。すぐそばにこんな素敵な入り江があり、低く抑えた建物の開口からみることもできるはずなのに、海に対する問いかけがないのが不思議。

海の博物館周辺は牡蠣の養殖が盛んでたくさんの牡蠣食べ放題のお店がありました。残念なことにシーズンは冬だそうで・・・。いまは営業期間外。

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多くの海鮮やさんの営業時間も逃し、伊勢に戻り松坂牛をいっしょう瓶という名の焼肉店で松坂牛を人生ではじめて食す。霜降りながら、さらっとした食感。これは塩でいただきましたが、他に味噌タレでも。油部分も、ホルモンも爽やかで、とても上品なお肉でした。

ただ・・・宇都宮で戻り、宮のタレ風のタレで食べた国産牛の試食品のほうが、ガツンと心に刺さるのは、30年以上宮のタレに慣れ親しんだ宮っこ故の悲劇か・・・。

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2017年7月27日 (木)

伊勢参り

去年は終戦記念日に靖国神社に行き、今年は伊勢参り。
といっても、宗教的・政治的な思想は全くありません(笑)

もちろん今回も夏の恒例、青春18切符+普通車グリーン券

雀宮発熱海行きに乗り

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熱海の駅で乗り換え待ち25分。
駅ビルで半額以下の練り物を買う。賞味期限前の大処分だったらしい。熱海や小田原の練り物かと思ってたけど、なんと伊勢のまる天のものでした・・・。これから行くって言うのに。静岡行きの普通車ベンチシートでつまむと大満足。もっと買っておけば良かった。

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静岡では、食べログベスト5000にランキングされている「おにぎりのまるしま」へ。昭和の駄菓子屋のような雰囲気で、老夫婦がおにぎりを握り、おでんを提供している。おにぎりは90円、おでんは60円。もちろん税込。静岡特産の黒はんぺんを期待していたけど、はんぺんは見当たらず。おでんは価格相応に小振り、味は薄めでした。

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浜松の一駅手前、天竜川駅でおり、地元で評判と言う「かどや」の餃子も食す。普通サイズの餃子8個で400円(税込)。この写真は16個盛りの大。宇都宮のまさしに似た味だけど、少しニンニクが強く、皮が薄く、閉じが少し甘い。宇都宮のヒイキ目もあるかもしれないけど私はまさしが断然美味く感じました。値段は6個210円(税込)のまさしが圧勝。

豊橋の乗り継ぎでは急いであんまきを買い・・・。ようやく名古屋。

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味噌カツ、ひつまぶし、味噌煮込みうどん、手羽先となやんだものの、味仙を選び台湾ラーメンと手羽先を注文。なつかしのペペロンチーニテイスト。でも、こんなにしょっぱかったかなあ・・・。本店ではなく駅ビル店だからなのか、それとも以前は飲んだ後皆で取り分けたから味の濃さを感じなかったのか・・・。

さらに高島屋の地下へ。

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伊勢本店だと混んでるかもということで、赤福のイートインでかき氷。

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矢場とんの串カツと味噌カツサンド、青柳の生ういろうetcを仕入れ、快速みえに駆け込む。

が・・・とっても混んでるこの電車。伊勢まで1時間40分超え。さすがに座れないのはつらいので、車掌から指定券510円を買い、伊勢鉄道料金510円、合計1020円の追加。

混んでるなあと思っていた電車ははじめの停車駅桑名で多くの人がおり、二つ目の停車駅四日市では既にガラガラ・・・。取り越し苦労でした。

朝7時に自宅をでて伊勢のホテルに着いたのが21時ちょっと前。
時間はかかるけどなかなか楽しく伊勢に着けました。江戸時代の伊勢参りのようにその土地の名物を食する旅。

ちなみに、一番美味かったのは熱海で買ったまる天の練り物でした。

2日目へ続く。










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2017年7月26日 (水)

モダニズム

某所で見つけた公営住宅。1950年代-60年代前半に建てられたんじゃないのかな。所謂RCによるモダニズム建築。壁がすすけて、ツタがからまって、哀愁を感じる良い表情をだしている。それが魅力。

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でも、この魅力はこの建物の設計者が意図してできたものとはちょっと違うような。実はこの建築はLess is MoreのRCモダニズム住宅ではなく、Less is Boreと批評されてしまうようなRCモダン住宅。

建築本来が持つ魅力ではなく、時間が作り上げた魅力。
それでも残ることによって魅力が生まれるのが面白いところ。

明日から伊勢に行って参ります。夏恒例の青春18切符にて。

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2017年7月22日 (土)

上野、竹橋、神宮前

インプットタイム

スタートはコルの国立西洋美術館から。ル・コルビュジエの芸術空間と題された常設展内に設けられた企画展(ちとややこしい)。建築の経緯や設計の過程を図面で追え、改修の過程も言葉で触れられていました。あまりに興味深く図録を買ってしまいました。

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言及されてなかったけど、模型をみる限り、いつのまにか免震構造になっている???

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新棟とのあいだに設けられた庭や建物の造形が素敵で・・・。このアングルにいままで気づきませんでした。

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サッシや床、空調の改修は、コルが夢見ていたけど、技術が追いつかなかった、それを現代の技術で実現させるような形のほうが良かったんじゃないかな・・・と思いました。

で、湯島の国立近現代建築資料館まで歩く。収蔵品展という名の企画展。3人の建築家の図面が壁一面に貼られ、とてもマニア心をくすぐりました。坂倉事務所によるアポロスタンドでの試み、施主の配慮とそれに答える建築家、様々な構造形式が試されていたことが特に心を引きました。図録もいつものように無料でゲット。写真はHPシャーレ屋根の新鹿沼駅近くの給油所。GoogleMapでみる限り現存せず。

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竹橋に移動。日建設計さんというより林昌二さんのパレスサイドビル。

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内部ルーバーの止め方をみてしまう。今は左の毎日新聞の本社なんだよな、その前はアメリカ側ののリーダーズダイジェスト社というのが、最近ネトウヨ気味と左の人から批判されがちな私の心に妙に引っかかりつつ。

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谷口吉郎さんの国立近代美術館のホールで微笑む。後付けの空調邪魔だけど。

こちらは「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」展。
日本的なるものはないとの藤岡さんの緒言からはじまる展覧会。昔論文で読みました・・・。しかしながら、系譜は住宅にこそ現れるとのことで、13のカテゴリーに分けて、75の住宅を紹介していました。CAD化されて以降の建築は模型が中心。ほとんど覚えていたのでそれらはスルー。でも、生田勉さんの「栗の木のある家」の原図には萌えました。あの当時なのに棟換気、軒換気がついていることも驚き。ヒロカマの細い細い線によるSH-1の原図も感動もの。

そして最後は建築家会館の宮脇檀展。最終日間近に滑り込み。手を動かさずにはいられないという宮脇さんの心意気が伝わってきました。

展覧会を巡りあらためて認識。
CADより建築家の思想が伝わり易い。
CADを捨て手に戻ろう。
チャレンジしても良いかな。
ヒマなうちに・・・。

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2017年7月20日 (木)

納会

今日で夏休み前の講義が終了。設計科の非常勤の面々や常勤の方々、さらに建築学科から2人の非常勤の方を迎え、いつもランチでお世話になっている岡田屋で納会を行う。

が、その前に、立ち飲みの平澤で0次会。学生2人と仲の良い非常勤と一緒に。やっぱ立ち飲みは安くて気楽で良い。

岡田屋の飲みは、サッポロビンビールや良さげな日本酒飲み放題に、魚中心の料理が続きとっても満足。金額もそこそこ。

Nomi

4時間の大宴会も無事終了。後半「★さんて建築をつくったことあるんですか?」みたいな問いを受ける。毎度のことなので驚きはしないけど、設計科のなかでは、もっとも実績があると思いますよとの酔っぱらいの戯言と共にパンフを差し上げました。

で、さらに「塩梅」で飲み会は続く。こちらはお洒落だったけど、ちと高い。ここでも、貴方建築をつくったことないですよね的な文脈で「いままで何軒建ててるんですか?」と聞かれてしまう。

さすがに1日2回、別の方に聞かれたのははじめてでした。

で、上野のカプセル(今ココ)。安いんだけど、階段で移動が・・・。いびきも五月蝿い。

明日は都内の建築展巡りへ。

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2017年7月19日 (水)

仙台へ

修論の中間発表を聞きに久々の仙台。
研究室の色が明確にでているなあ・・・という感想。

で、夜は某クンの就職祝いをカピトーレで。
大声での爆笑が続く迷惑な客。しかも男だけ。
テーブルゾーンには他に客が居なかったけど。

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あっと言う間に料理と酒が消え、午前1時に。
ビールに白2本、赤3本・・・、他記憶無し。
ページを間違え600円以上高いワインを頼み続けたのも反省点。

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名物の仙台っこラーメンも食べ・・・。今日はかなり薄い。イマイチ。

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9年ぶりに泊まったパールホテル。薄暗くて苦手だったので、避けていたけど、12時チェックアウトに魅かれて宿泊。前より2千円ちかく安くなっている3400円(税込)、1000円クーポン使用で実質2400円。まあ文句も言えない金額だけど、う〜んとうなってしまう。

インプットが少々不足しているな・・・。補充しないと。


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2017年7月11日 (火)

カレー

大宮での業務が長引いたのでアパホテルさいたま新都心北に宿泊。夜9時から朝9時までのショートステイプラン(朝食付)がじゃらんクーポンを使うと税込4000円。カプセルよりお得なので宿泊にチャレンジ。共用部分は屋外、真ん中に大きな外部吹き抜け、部屋は必要最小限だけどとにかく新しいというアパ標準スタイル。駅からも少し遠く、まわりにコンビニさえもない寂れた場所だけど、寝るだけならちょうど良いというのが泊まった感想。夕食、夜食を我慢して、期待したインド料理の朝食はこの価格!実質2850円が宿泊代。

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翌朝早起きし、期待して入ってみると、無愛想な本場のインド人シェフが応対(汗。

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香辛料控えめのカレーは2種類。切り刻んだタンドリー、自家製ヨーグルト、サラダがメインかな。焼きたてのナンを期待したけど、保温ジャーから自分で取り出す形でした。ちょっと1150円は高いな・・・。それと朝は、おにぎりと味噌汁だけだとしても和食が良いな。胃がもたれました。取った皿はこんな感じ。

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で、いつものように中央工学校に向い、午後からはSTEPホールにて講演会。登壇は2年生を担当する加藤研介さん。前半は自作の住宅を2題、インテリアを1題解説。後半は吉祥寺の街づくりに貢献している「赤い椅子プロジェクト(2013-)」。住民に想い出の椅子を提供してもらい、子供を巻き込んだワークショップで赤く塗る。椅子には旧所有者の思い出パネルも。休むところが少ないと言われていた吉祥寺の街角にその赤い椅子を提供し、人と人とのつながりや街の活性化を生み出そうとしている。

実はこれらの動きは、建築家の仕事の領域を広げる仕事として、私より少し下の世代の建築家を中心に行われている運動体のひとつ。建築家がつちかってきた能力はそのような場をつくる仕事にぴったり。東大で構法を研究している松村秀一教授も「箱から場へ」の産業転換を唱えている。

実際、そこに可能性がないか皆が模索しているのだけど、そこにはちょっと悲しい背景も。仕事総量の減少と、特定の事務所・建築家への仕事の集中により、若手が建築をつくるチャンスが激減している。住宅から商業建築、そして公共建築をこなし、教員で上がりという建築家双六。成立していたのはバブルの恩恵を受けた60歳前後の方まで。私たちの世代は住宅止まり、その下の世代は住宅がないのでインテリアへ、さらにその下はそれらもないので自らの個展や施主不要のプロダクトへという状態。そこから脱するきっかけを得ようとしている運動体でもあるわけで。でも、日本の場合、なかなかそれでは食えないはず。

そんなことを思いつつ、胃だけでなく、胸ももたれた感じで王子を後にしたのでした。

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2017年7月 8日 (土)

1ポンド

この1ヶ月で2度も行ってしまいました。ビッグボーイのポンドステーキ。

1980円でイチボ肉の塊が450g=1ポンド。なかなかがっつりです。

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肉の厚さがというより、塊具合が超弩級・・・。

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