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某資格試験のあと国立近現代建築資料館の大高正人展へ。大高さんが標榜したPAU(プレファブリケーション、アート&アーキテクチャ、アーバニズム)が大きく表されている。学生時代の模写の課題は前川自邸。大屋根と南北の庭とリビングのつながりが大高さんの心に響いたのだろうか。前川事務所時代に担当したプレファブリケーションシステムによる住宅・プレモス。その3つが大高さんの作風に強い影響を与えているのが伺える。特に初期の向井邸(1962)の庭のつながりや屋根の流れるような造形に強く魅かれた。資本主義でも社会主義でもない、その中間に位置する協同組合から日本を変えようとし、農村・農協建築に積極的だったのも興味深い。確か昨年取り壊されてしまったが、矢板の片岡農業組合(1962)もその流れ。大屋根の造形に目が行くが、軸線や奥庭とのつながりが特長に思えた。大屋根になる前の大高さんがとても好き。伝統とプレファブリケーションが統合された栃木県議会議事堂の取り壊しはほんと勿体なかったな。後期の造形は私の守備範囲外。
ギャラ間の堀部安嗣具展も梯子。下階はシンプルに小模型と図面、仕事机と趣味のドラムが置かれてた。上階ではテレビマンユニオン製作の30分ビデオ。一般の人の視点から建築を説明していたように思えました。私のいう「芸大しみじみ系」では、間取りと素材が重視されるのだけど、堀部さんはその延長上にありながら、強い構成が伺える。間取りとその構成を調整しようと毎度格闘しているような。そのあたりの考え方も知りたかったなあ・・・。
最後はガラガラな歌舞伎町の白木屋で小さな飲み会。白木屋十数年ぶりだ。個室でゆっくり、時間の延長も好意的。しかし、酒が微妙なのか、体調が悪いのか、3杯飲んだら体が熱くなり大発汗。それから急に体が冷たくなったり。不調。後半飲まなかったので、帰る時にはすっかり酒が冷めてしまい、終電で宇都宮へ戻る。ダイヤが改正されたようで、23時33分新宿発の高崎線に乗れば大宮で宇都宮線の最終に乗り換えられるようになったのは便利。
写真は生グレープフルーツ・ソルティードック。塩加減が素敵★。
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3回目の2人展も無事終了しました。
来場してくださった方々ありがとうございました。
応援して下さった方々ありがとうございました。
下野新聞の方が上手くまとめてくださいましたが、住まい方にあわせ、話し易い目の高さとするための寸法=コミュニケーションを誘発する寸法を3つ、そして視線を逃がす寸法を1つ挙げてパネルを作ったつもりです。図と見出しだけを比較するとこんな感じ。ソファで暮らす200mm、腰掛けの300mm、地べたの400mm・・・・そして逃がす1000mm。
珍しく説明的じゃないので解りにくいとか、青と赤の色の違いなんて考えないよとか、人物にバリエーションがないとか、人物は黒じゃねーだろとか、写真映えしないなあとか、のご意見もいただきましたが、真摯に受け止めて(苦笑)。ちなみに、いまさらですが、人物は中央工の学生から大量にいただきましたので、アトで使うときはばっちりです。問題は「アトで」と「お化け」はまずでないこと・・・・。
毎度思うけど、私の場合、形のための形態操作は基本行わない。形は何かの理由があって構成しているんだなとひしひしと感じました。形態は道理に従う・・・。
来年は魅せる写真を中心に構成してみます。モノも2つに絞ろうかな・・・。
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謹賀新年です。今年もよろしくお願いします。
先の画像は中央工学校の新年会会場から。今年は校舎の建て替えで学食が使えず、すぐ近くにある公共施設・北とぴあのホールで行われました。20階相当からの眺めはとても意外で.....思わずパチり。その後、2次会、3次会、締めのラーメンを食べ終電1本前で宇都宮に戻って参りました。
実は12月11日からの腰痛で、椅子に長時間座れず・・・新年に突入。年賀状ができたのも1月3日の夜。さて、宛て名書きソフトで印刷と思えど、出力できず。新たにmacのワードで宛名を打ち直し、深夜に・・・。なので、個別のコメントは省略させていただきました。申し訳有りません。年賀状で使用した画像は雀宮駅線路沿いの複合施設の初期プラン。これから更に練って行きます。
2人展はあさってからですが、本格的な準備は今日から。間に合うかしら・・・。
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