ゆりかごから墓場
2ヶ月に1度のふじようちえん見学会に参加。園児ならぬオトナで一杯。とても滑るという滑り台を紹介され、一番最初に滑り降りたのは学会作品賞受賞の某有名建築家だったような。好奇心が大切なんだろうな・・・(笑) 某氏はもちろん設計者の手塚夫妻ではありません。
鉄骨造によるツリーハウス。構造の仕組みはすぐにわかったものの、簡単で精度の良くなるような組み立て方がわからず。現場で相当苦労したのかも。
で、駅前の0歳保育の新園舎も公開されていて・・・。
傘を実感するために寝そべる参加者。
で、ここから霊園巡り。実はここには尾崎豊のお墓がありまして・・・。
狭山湖畔霊園会食場。アイレベルに持ち上げられた水面の光が乱反射し天井に映り込む。低く抑えられられた外部に面する細い窓からは緑だけ切り取られ、一方中央吹抜上部には緑を通しての空。
こちらは礼拝堂。写真は省略するけど外部の葺材は型にアルミを流し込んだもの。約2.1万枚。3次元曲面の位置を割り出し、葺材全ての位置を事務所側が指定したとか。この木の構成もそうだけど、どうやって二次元に落とし込んだのか。設計担当者やゼネコンの施工担当者の狂気にも感じる熱意にため息・・・。床目地と勾配の相乗効果も面白い。どちらも中村拓志さん設計。
そして解体の危機にあった池原義郎さんの所沢聖地霊園礼拝堂(1973)へ。現地に訪れる前は内部構成ばかりを意識していたけど、うねる緑に白い壁が埋もれる景観建築の先駆けでした。
ゆりかごから墓場まで途中を飛ばして一気見・・・。ちょっと帰りの空気が重かったような。最近歩き慣れているはずなのに、ふくらはぎが張ってる。ほかの幼稚園の3倍以上の運動量があると言われるふじ幼稚園のお陰なのかな(謎笑)
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