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2016年3月

2016年3月31日 (木)

ジャカルタへ

仕事が進まなくたいへん心苦しいのですが・・・インドネシアからの留学生harryさんの案内でジャカルタへ。あまり魅力的な建築がなさそうに思えたり、直前にテロがあって危険とかで、参加者は高齢者ばかり・・・(苦笑) 爆破テロがあった場所でも1時間後には屋台がでて観光名所化しているというたくましく陽気で楽天的なインドネシアン。なんでも世界で一番幸せな民族だとか。そんなインドネシア旅行のダイジェスト。

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スラムと開発地区の対比という東南アジア的な風景から始まり。

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植民地時代建築のリノベ。こっちでは瓦の下がすぐ垂木なので、光の表情が美しいという意外な発見。

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いくつかの現代建築をまわる。harryさんや現地のMさんが段取りしてくれて、個人住宅や建築家団地を見せていただける。驚くべきは家の中に半屋外スベースが挿入されていること。廊下は半屋外。この家のトップライトも下部に隙間が・・・。重力換気を期待して。

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ゴルフ場が併設された超高級ゲーティッドタウンにあるSTUDIO TONTONのOFFICE。ここにあるだけで相当な宣伝効果だろうな、と思いつつ・・・・とても丁寧にプロジェクトを説明していただき、茶菓でもてなしていただき・・・。実は全ての建物でそんな感じ。平均2時間の滞在。さらにバイクの滝を逆流するような渋滞があるので移動が各1〜2時間・・・。1日でまわれる建築はほんの少し。

今回のNO1はANDRA MATINさんの自邸。コルビユジエの提唱した近代建築の5原則がジャカルタの温暖な気候によって花開き、日本的なスケールや裸足の文化を意識した空間体験がとても心に響きました。陰と陽がサンドイッチされた空間構成は手ぶれで撮影できず・・・。この良さは行かないとわかりません。

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自宅のすぐそばには、事務所。さらに自分の作品を展示しているギャラリー兼カフェがあり、たくさんの若者でにぎわってました。またもや内部と外部は一体化されていて・・・。

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インドネシアの建築家が活躍できるようになったのは1998年以降、政治体制が変わってから。ANDRAさん、MAMOさん、TONTONさんなどがグループをつくりマニュフェストを唱え、近代建築が幕をあけたそう。だからトップランナーであるANDRAさんもまだ52歳。手がけられるのは民間建築だけの模様。

こちらも民間建築。舞台芸術だけでなく、民間政治運動の舞台ともなったSALIHARA。建築家4人の恊働。地震による揺れを気にしなくて良いため、別々に建てた4つの建物がエキスパンションなしで繋がり、屋上庭園が緑に覆われ広がる。コルビユジエがこの様子をみたらどう思っただろう。

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お酒が高いので夜は軽い飲み会。200円のサラダとポテトをツマミに、600円のバーボンを2杯。そして屋台の200円ラーメンで締め。本だしをたっぷり、かつお節少々、醤油の他、ビニルパックのミソを一絞り。卵にネギにノリに鶏そぼろ。なんちゃってミソラーメンでしたが、まあ食べられました。

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観光地はないということだったけど、また行っても良いかなと思えたジャカルタ建築旅行。民度が高いインドネシア。数年後、とてつもない発展を遂げている気がしました。

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2016年3月19日 (土)

報告書

とりあえずは生きているという報告。

くしゃみ、鼻水、乾燥赤目、肌荒れ、発疹といつものように花粉症地獄を見ている上に・・・腰痛に思考力低下、さらにはリバウンドと悲惨な三月を迎えています。とりあえず、罰則規定がとても厳しい建築士事務所業務報告書を提出し、8人展の打ち合わせへ。もうあと2週間です・・・といいつつ来週からは逃飛行の旅へ・・・。何も進まない・・・。

Kanri




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2016年3月11日 (金)

大王三昧

コンペのコメント書きで王子へ。多い人は40人以上といわれていたけど、その1/3にも満たない12人分しかコメントを出来ず。ほぼ同じ給料をもらっているのに申し訳なさ過ぎる。2回目は格段に早くなることを祈って・・・。

で、皆でやきとん大王のランチ。750円

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店に入るなりお久しぶりとマスターに声を掛けられるが・・・。
さらに夜も講師仲間と一緒に来店することになり・・・。

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5時間ほど滞在。
1杯280円の安ワインをひたすら飲み、ひたすら豚肉を食らい・・・。
結果、本日胃もたれでした。

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2016年3月 8日 (火)

仙台へ

年貢を納めに久々に仙台。
11月末に開通した地下鉄東西線で初登校。

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広瀬川を渡る国際センター駅前でいったん地上に出るけれど、すぐに地下に潜る。そしてここからは碓氷峠のような山岳路線。けっこうな曲率の線路をギシギシ言わせながら60KM/Hで登って行くのがとっても面白い。バスと違って本数が多いし、早いし、座れるしなかなか便利。

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で、はじめて気づいたこの関係。樹木のデフォルメじゃないよね・・・この構造体。3階の北東壁面に覗く青いスタイロフォーム(発泡系断熱材)を気にしてはいけない(謎笑)

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で、山を下りメディアテークに。卒業設計日本一展の見学。
ファイナリスト10作品は1階のオープンスクエアに展示されていた。マジマジとパネルを見ていると声を掛けられ・・・。東京に勤務していたはずの某クン。いつもばったり会う。何か不思議な縁があるのかもしれないな(謎笑)

私の感受性が衰えているのか、読み込みが足りないのか、理解力がないのか、図面やパネルを読んでも、実はこの10選については、もうひとつピンとこなかったというか、釈然としないモヤモヤを感じてしまい・・・う〜ん。

そして、5階・6階のギャラリーへ。高松さんが退官された京大からは、強く暗い影がある手書きのドローイングが消え、慶応SFCでは街の再開発が目立ち、五十嵐研は建築をつくらず・・・なんてことを考えながら500を超える作品を見る。

さらに、新規格・五十嵐さんと堀井さんのエスキス塾へ。なかなかたいへん。私なら何が言えるかなと考えつつ・・・2セット10人分を拝聴。

卒業設計って何かなってことを考えさせられる。数年見ているといくつかの傾向に分類される。私的なこと、夢物語、ケーススタディ、模倣などなど、このパターンだよねと。でも、それに収まらず、何か自分がこれから建築をおこなう上での核になるようなものを見いだせたら良いだろうし、またそれが建築や社会の良質化に寄与できるようなものであれば、建築家へのステップとして最高なのかもしれないな・・・と思ったり。ただ、それは難しい問題だから、卒計でそれを解決できるようなものではないと思いつつ・・・。

実は、今回一番目をひいたのはコレでした。カッコいいよこのインスタレーション。

Kt

6階のギャラリー4200 (天井高そのままの名前)のほうは、天井のパターンというか会場の構成に規則性がある。 今回も展示壁で箱形に区切られていたから全体が見渡せなかったけど、仕切り無しで出展作品が規則性をもって並べられていら壮観だったろうな・・・と。

最後に手前ミソ。2010年の仙台展会場写真を再アップ。

Se2010

Set

Sesoy

Seh

上から順にSTUDIOPOH,UAPP,SOYsource,針生事務所。
天井パターンと半透明の垂れ幕の構成がよくできていたな・・・と。
懐かしや。

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2016年3月 1日 (火)

みなでつくる方法

国立近現代建築資料館で行われている吉阪隆正+U研究室の仕事「みなでつくる方法」展へ。予約無しでも合同庁舎側から入れるようになりました。朝一だったので来客ナンバー1番。

展示から「みなでつくる方法」を読み解こうと考えていたけど、どうもそれらしき方法論やシステムがわからず困惑する。休憩がてら椅子に座り上階の樋口さん富田さんへのインタビュービデオを見ているとそれがなんとなく解る。吉阪先生や番頭などの建築の専門家だけではなく、建築学生や新卒のアマチュア的発想をとりこみ、さらには、近所のクリーニングやさんなど完全なアマチュアさえも、それぞれができることを分担しながら、おれもおれもと図面を作成して行く。U研は誰でも出入りできる素敵なたまり場で、誰でもが参加できる雰囲気をもっていたよう。

Atrie

建築学とか歴史、メソッドや論理ではなく、ほんとうにみなでつくるという意味だったよう。う〜ん。わいわいガヤガヤやっていくのは楽しいかもしれないけど・・・と思いつつ図録をいただいてきて。

Book

その後、進級設計優秀作品審査会と会議というとても効率的な上京。

本日の一枚。展覧会より。懐かしい作り方。

Pattern

「か・かた・かたち」をベースに「less is more」で仕上げて行くのは共同でつくるときの共通概念、メソッドのひとつだなと思いつつ。その一歩手前で止めて、手の跡も若干のこして・・・という建築が好きだなと、考えながら電車に揺られて家に戻る。

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