« 2016年1月 | トップページ | 2016年3月 »

2016年2月

2016年2月26日 (金)

花粉はじまりました

今年の最終講義時間。
とっいっても、次回の課題説明を聞いて、午後からは自由勤務的に街を練り歩く。

Img_5133

ギャラ間の岸和郎展。

Img_5168

25年ぶりの草月会館。軸が建物を切り裂く。軸の先はどこへ・・・。
これが1977年竣工とは。全く古さを感じない。

Img_5184

ワタリウムのリナ・ボ・バルディ展。
竣工年を見ながら日本の、世界の建築の状況と比較。
バルディはイームズの7歳下で、丹下さんの1年下なのね。

Img_5195

TERAZZAの中庭写真をとろうと思ったら撮影禁止と言われ。
いつのまにかサイバーエージェントの社屋になってました。
あるいみ「らしい」建築を選んだなあと。

M1

新国立競技場予定地を見て

M2

隣にたつ東京体育館は、景観の観点からZAHA案反対派を先導した槇さんの設計。やはり、神宮の森がどうこうとか、高さがどうこうの話ではなかったような気がしてくる。

そのまま他にもたくさんの建築に寄って代々木まで歩く。合計7km弱。
減ったカロリーはもつ鍋食べ放題で補給しました。
久々に外の空気をたくさん吸ったせいか、花粉症の発症です。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年2月23日 (火)

レーモンド展

午前中は設計科の進級設計優秀6作品の発表会。午後は建築・建築工・設計科の卒業設計優秀作品の発表会を学生と一緒に拝聴して勤務終了。

定時であがり銀座・教文館で行われているレーモンド展へ。手の跡を感じるノスタルジックな曲線と狭い双子階段をもつここも1933年にレーモンド事務所によって建築されたもの。

レーモンドの建築って実は良く知らなくて、構造が装飾的で・・・と感じていたのはどうやら私の思い違い。それらは、当時の技術で無柱大空間を構成するための合理的な手法だったよう。

R1

五原則を読み、あらためて図面を読み込むとそれがひしひし伝わってくる。

R3

リーダーズ・ダイジェスト東京支社ビルの構造もなるほどと。
透明感や美しさはモダニズムらしさ。

 「form follow function」  [function]を辞書的に[機能]と訳さない方が良いし[function]の本当の意味を問い直しつつ、[form]をつくるべきなんだろうなと。

それと手書き図面の力も実感。それだけで作品の強度をもっているんだもん。アイディアスケッチでは到達できない強さというか。CAD化してしまったいまでは後戻りなんてできないし・・・。

とりあえず原稿書くか・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年2月20日 (土)

ナポリ

一度は行ってみるもんだというナポリ。坂の多い町並みは確かに面白い。

N9

パンテオンを真似した建物もあり・・・。彫りが浅く女性的。

Photo

Photo_2

街中に散らばる有名無名の教会を手当たり次第にのぞいてみたけど、自分は古典にあまりにも興味を感じないことを実感。お寺参りをしている気分にさえなってきてしまった。実際、キリスト教のお寺だんだろうけど。

Np1

で、この列を掻き分け・・・

Np2

超有名店のピザを食べる。25年前は感動したけど、今は日本でもこの味が食べられるような・・・。値段は日本の半額以下、持ち帰れば日本のMサイズ相当で300円もしないというのはスゴイ。ナポリでは揚げピザが流行っているようで、それはとても美味しかったです。

N99

今回の旅行で最も心を打たれたのはここナポリのガレリア。重い装飾をもつ古典建築の上に、緻密で近代的なガラスのドームがかかる。その対比に心魅かれました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年2月19日 (金)

パレルモ

S1

船で入るパレルモ。到着までまだまだ時間があるんだけど、体内時計は日本のままなので朝日を拝む。何年ぶりだろう。とても素敵なんだけど、船内に視線を戻すと。

S3_2

物陰に寝ている人がたくさんいて、現実に引き戻される。

S4

こんなワンコロもたくさん。OKなんだ・・・(汗)

P1

メインストリートは歩行者天国。

P4

夜は至る所にクリスマスイルミネーション。

観光地化されていないフィレツェとの触れ込みどおり、市内にはたくさんの歴史的建造物。でも、イタリア入国3日目なのに、この町並みには食傷気味な私・・・。



| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年2月13日 (土)

ERICE

エリーチェ。トラパニからロープウエイで行ける山岳都市。こちらも小さな記事からみつけたもの。クリスマス前後は公共交通機関がお休みなのでかなり不安だったんですけど・・・。トラパーニ港からエリーチェに行く1日3本のバスを乗り逃がし・・・。一般のバスを期待し街を歩くがやはりクリスマス休暇のようで。バスは全面運休とのことでした。ロープウエイまで片道5キロ。ウエブでは営業中との記載はあるけど、ここまできてロープウエイが運休だったらと不安を感じつつ・・・。が、イタリアでは珍しく、毎日朝から夜まで営業していました。それもかなり驚きで。

Erice1

眼下には函館以上の景色。
夜景も見たいと思ったけど、宿まで歩きですし、けっこう寒く・・・。

Erice2

登れば石畳の山岳都市。

Erice3

こんな模様や

Erice4

こんな模様も・・・。

Erice5

何より隠れ家のようなレストランがたくさんあってそれが素敵。
でも・・・観光客がとってもとっても多いので、レストランは予約無しだとかなり厳しい感じ。私も2件断られました(汗)

ガイドの扱いは小さいものの、とても素敵な街でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年2月12日 (金)

TRAPANI

地球の歩き方にほんの少しだけ紹介されていた港町トラパニ。アフリカへの入り口でクスクスが名物との記載。でも、そんな小さな紹介と小さな写真よりずっと魅力的な街で・・・。

Trapani1

岬の先に沈む夕日。

Trapani2

人がいなくて不安になった旧市街のメインストリートも・・・。

Trapani3

夜にはヨーロッパ各地からと思われるたくさんの人が・・・。
お洒落な飲食店もたくさんあって。
シーズンオフの今でもこの様子だからきっと夏は・・・。

Trapani4

宿の多くはアパートメントスタイルでキッチンがつき、近くには小さな朝市。
ムール貝以外の海産物は日本のほうが新鮮で安いだけど。
そして新市街にいけば人口3万人とは思えないほどたくさんのお洒落なお店も。

Vespa

至る所に働き者のAPE50がとまっていて・・・。
ほんとイタリアって時間が流れるのが遅いみたい。

Kuskus_2

そしてクスクスも。とても料理の美味しいお店だったので、クスクスにかけるソースもとても美味しく・・・。あっクスクスが美味しかったとは言ってませんのでご注意を。なんでも一度はたべてみるもんです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年2月10日 (水)

AXIS

年末に行った25年ぶりのローマ。前回行けなかった場所の補完がメイン。

建築家絶賛の聖地。パンテオン。

Photo

夜景がとても素敵で驚いたトレビの泉。
スペイン階段周辺もうろつき・・・。
えっこれが?というほど場所のオーラのない真実の口に歩き。

そして、謎の鍵穴まで足を伸ばす。

Kagi1

鍵穴前にはこのように微妙に人が集っていて。

Kagi2

鍵穴をのぞけば、植物によるアーチ状のパーゴラ、そしてその先にローマの風景。

Kagi3

鍵穴は高台なので、アーチの先にはこんな景色が見えます。
建築的に言えば、AXISー軸線による風景の演出手法。

Kagi4

場所はこちらでした。

25年ぶりだと街が激変していてもおかしくないけど、何も変わってなく見えました。強いて挙げれば、デベソのようなパンの代わりにクロワッサンが席巻していたこと。アレ、食べたかったんだけどな・・・。

次行くならE.U.Rを見たい。今は、FENDIの本社で、1階はギャラリーになっているイタリア文明館。空港に戻るバスから見えて改めて注目。向こう側の景色が見える程、巨大で連続したヴォールトに魅かれました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年2月 9日 (火)

チョコ

Choco

今日は後期設計製図課題の提出日。製図を通して建築を学ぶということでけっこうな作業量となりがち。内容をチェックして受領印を押して、それと引き換えに同窓会からの贈り物。製図提出に絡めて「おめでとう」ってメッセージも嬉しいけど、バレンタインデー直前のチョコ零回避もまた嬉し。ほっこりしました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年2月 2日 (火)

福楽

講師の皆さんがお勧めする中央工そばの福楽へ。

Fullsizerender2

こんなに懐かしい雰囲気。味も懐かしい感じで狭いながらも居心地は良いんだけど、中央工関係者比率が高すぎて作戦会議ができる雰囲気がないのが残念なとこ。

Fullsizerender

中華丼を頼んだけど、サービスライスがつく広東麺やちゃんぽんなどの麺類がお勧めだったみたいです。王子にしては量が珍しく少なめというか並。

設計製図の講義を抜け出し、卒業設計の採点に加わり、講義時間修了後は、会議。小刻みに締め切りを設けるシステムは、どんな学生でもある程度の成果がだせるし達成感も感じられると私は評価しているけど、他の方々からは自由度を求める声も。

そして懇親会。駅前のプロントで。はじめての喫茶店飲み3000円。お洒落だけどちょっと量が少ないかな。

Fullsizerender1_2

ラストオーダー時に締めのコーヒーと思ったけどいつのまにかお開きになってしまっていました。残念。



| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2016年1月 | トップページ | 2016年3月 »