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2013年8月

2013年8月29日 (木)

取材はじめてます

新規の本は全然進んでないんですが、恒例の就活マニュアルの取材がはじまっています。今年は「[面接を受ける人の多くがこの本を読んで]というので」とエクスナレッジにアプローチしてくれた会社もあったんですが、相変わらず、人事・広報関係の方には、全くに近い程認知度はなく・・・。5年目を迎えるというのに、取材のアポに結構苦労しています。既にNGと言われた先も7社を超え・・・(汗) 逆にOKだった会社からは、「なぜNGって言うのでしょうか?」と不思議がられる現象も。こう何社もまわると、データで想像していたのとは違う、その会社の本当の姿が垣間みれるような気がして、とっても面白いもんです。それらは本に出せない私自身のストックですけど。

で、インタビューのついでの東京観光は欠かさず。とりあえず、AGCstudioで行われている建築の楽しさ展にお邪魔。会場構成は松島潤平さん。東工大仙田研から隈事務所、そして安田研へ戻っている、東工大では異色の経歴の方。ちと意外だったのが、そんな松島さんも「相対的」という概念でモノを説明し、設計のきっかけとすること。透明というものは相対的なもので云々。そういう意識でつくられ、地層を表現したという展示台が実は見所です。

Agc

私的にはもっと単純に、ガラスのエッジってこんなに光によって表情が変わるんだ、そして魅力的な色彩なんだという別の感想。

展示自体は各建築家が1/30〜1/100の模型を展示し、A3程度の小さなパネルで解説文が提示される極めてオーソドックスなものでした。

そうそう、先日、エクスナレッジから発売された作品集「美しい住宅をつくる方法」の杉浦英一さんが亡くなられたそう。56歳。サイクリング中の心不全だとか。作品集をつくりこれからだというのに勿体ない。新建築住宅特集では、ほとんどとりあげられませんが、実はその筋の人にはとても評価されている方。例えば、あの建物探訪の渡辺篤さんの家を設計していたり・・・。恥ずかしながら、2007年にニューハウスで、杉浦さんの住宅の次にKTHを紹介していただきました。施工費は杉浦さんの1/3(苦笑)。いまでは1/10〜20くらいまで開いてしまっているようで、ずっと足踏みしている私・・・(涙) そのKTHも来月発売される雑誌に再々々々度?掲載されることが決まっています。

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2013年8月26日 (月)

大谷石のレクチャー

8月例会は、カネホンの高橋卓代表によるレクチャー。カネホンさんは老舗採掘事業者、高橋祐知商店をベースとして、大谷石が現代の構法に適合するように積極的に商品開発を行っている会社と言って良いと思う。

Kanehon_2

まずは、石の成り立ちからレクチャーが始まる。大きくわけるとふたつ。深成岩と火山岩からなる火成岩、堆積によって水分が抜ける続成作用によって生成される水成岩。大谷石は水成岩の一種だそうで、水成岩はさらに、その組成から石灰、大理、粘板、砂、そして大谷石が属する凝灰岩にわかれるそう。2千万年前の火山の爆発による灰性物質が海水中に堆積、そして凝固。だから、ゼオライトを多量に含む軽石部分や、ミソとなってしまう海藻などの物質で構成されうとのこと。

次に、もう大谷では高橋さんのところでしかおこなわれていないという露天堀や、5〜6件が採掘している坑内堀の解説。特に、大谷石の採掘方法はここ何十年も変わっていないそうで、その機械や方法によって大谷石の現盤サイズが決まってくるとのこと。なるほど・・・。

そして、具体的に建築に組み込む方法をディテールや価格、そしてリスクも交えてレクチャ。ボンド貼に引っかけ、そして特許のカネホン構法など。それぞれの構法の使える場所、下地、厚みなどの違いにも驚き。設計者が監理する上で大切なのは、大谷石のみならず下地材の水分のコントロールか。

実践例で挙げられたものも具体的な金額をお聞きしながら・・・。蔵を大谷石積でつくろうとすると軽く坪300万円は超えてしまうそう。もちろん貼石であってもかなりの金額。ブロックの代用品だった以前と全く状況が違っているのが良くわかる。

大谷石のグレードによる分類、表面仕上げによる価格差、もちろんその金額になってしまう理由も教えていただける。これは採掘事業者だからわかるもので・・・。

さらには大谷石のクリーニングやコーティング方法、腐食の修復方法などなど。

最後に、2年程前に開発したという大谷石塗りの紹介と、目地材で締め。質問が飛び交い、レクチャ時間はギリギリに。

今回も定員一杯の12名の参加。レクチャー通算14回、飲み会を含めると16回目。この会もなんとか軌道に乗ったかんじ。問題はまだ会の名前がないこと(笑)

9月末は、木造金物構法の先駆けであるシェルターさんのKES構法のレクチャーです。使ってみたいけどなかなか使えない、使えないかもしれないので、お話しさえ聞けないという悪循環を断ちたいと思います。

追伸:JUGEMがなんだか使いにくいので、ココログの無料版に変更します。オレンジのタイトルは無料版の基本カラーに合わせました。ちと刺激的。

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2013年8月23日 (金)

移転します!

仙台でようやく見積もりを出して、しばし休憩と思っていたら、MACが立ち上がらなくなり・・・復旧に丸4日もかっかってしまいました。数年前の数倍のデータがあるのだから仕方ないといえば仕方なく。

そのついでに、ブログを独自ドメインに移行します。
ブックマークの変更をお願いします。

http://blog.poh.jp/

でも、設定がまだまだ、うまくいっていないので、これから。

ちなみに、ニフティって有料サービスを辞めてしまうと、有料ブログへのアクセスが全くできなくなってしまうんです。ブログのアドレスまで変えざるを得ない(汗) 仕方ないので、アドレスの違うココログフリー版も作成しました。こちらでの更新はありません。そのうち消えてしまうでしょうけど・・・。

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2013年8月 2日 (金)

あいち建築ガイド

五十嵐さんが芸術監督を務めるあいちトリエンナーレにあせて企画された建築ガイド。

愛知県内、特に名古屋・岡崎市内を中心に近代以降の150以上の建築を紹介している。そのほか24件のインテリアを取りあげたことも特徴的。

期間限定の祭典であるあいちトリエンナーレ。震災をテーマにしているとはいえ、建築分野の五十嵐さんだからこそ、今回の出展作家は建築家も多い。また、建築や都市とコラボレーションしている作品も多々見受けられる。それだからこその建築ガイドと思っていたが・・・。

トリエンナーレが終わっても建築は存在し続ける。建築の見方がわかれば、より楽しく街をあるくことができる。まちなかがミュージアムとして存在し続ける。だから、ガイドを製作したんだという、五十嵐さんらしい説明が巻頭に記される。

実は私の方から某出版社に発行を打診したものの、建築ガイドは地図の版権にお金がかかる割に部数が見込めないとのことでボツ。メジャー出版社から出る、最初で最後の中京圏建築ガイドブックになるかもしれません。しかも、破格といえるの840円。購入するしかない!

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