2019年4月17日 (水)

ベトナム

今回は各建築家の作品を複数見ることができたのがとても良かったと思いました。見る順番もとても良く・・・毎晩激論が繰り返されたしだいです。

最終日にようやく皆が納得したVTN事務所による作品。ハノイのバンブーウイング。

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竹による民芸建築や、他材料の置換、表層だけでの使用ではなく、竹本来の特性を活かした「建築」。

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特に上記の写真のようにフラットで薄い屋根を実現するため、スチールのテンション材を組み込み、モダニティを感じる建築なっているのがなるほどと思った次第。前作のウインドアンドウオーターカフェからの正統な進化であり到達点となるような竹を代表する作品。同時に、竹では1層の建築しか作ることはできず、複層の建築でVTNらしさ、建築としての強度を出すのに苦労しているような・・・。

そして、衝撃を受けて鳥肌立った建築。設計は建築雑誌に取り上げられたことはなく、ウエブサイトに紹介された程度の知名度なのだが、ベトナムの建築家界隈で尊敬を集めているというV-architecture。

1Fは自宅、2階は旧アトリエという自邸作品。個人住宅なので写真は外観だけにしておきますが・・・。階高は3.8mなんて機械的に決められるベトナム建築とは一線を画し、身体にまとわりつくようなスケール、ギリギリを超えているのではと思えるくらい細くて張り出されたスチール構造体、単純な方形と思わせながら意外な広がりを感じる室内に驚く。大きいものも小さいものも全てのプロポーションが良く詰められ美しい。ローテクで工夫を施した日除けや建具にも感動。細い煉瓦の列柱、格子から溢れてくる紅い光は古いベトナムに対する私が思うところの憧景を感じさせ、建築家の熱意やかけた時間と才能にが心に楔をうつ。傑作だなあ・・・。

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で、そのあとに、すぐ近くに新事務所があるというのでふらふらと。するとそれはアトリエ兼コミュニティ施設。一体なんだこの作風の変化はというのにまず驚く。次に同じ構造の考え方であることに気づき・・・さらに細部に目をやると、全てが絶妙なバランスとデザインで決まってる。なんじゃこりゃ。しかも、軒下でこそあるものの楕円形の外部歩き奥に行くと、そこにPCが数台。スタッフが仕事をしているという驚き。外ですよココ。というわけで衝撃は続くのだが・・・。

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一緒に行ったアートにも強い建築家の某さん「こういうの見ちゃうとショックだよね。見なかったことにしよう」というのが印象的(笑)同感です。

VTNの歴代日本人パートナーの方々に毎日交代で案内していただき、様々作品を拝見し、様々なことを伺うことができました。感謝でいっぱいです。そのほかに見せていただいたたくさんの建築。コメント省略で申し訳ないのですが写真だけUPしておきます。勉強になりました・・・。

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